プールへ行こう

1998年7月6日

K市立病院の整形外科の医師の診断によりAさんはプールでの運動をするように勧められました。
私は帰りの車の中でAさんが将来、足や腰の故障から長期入院にならないための方法を考えてみました。しかし理学療法士でもなければ医者でもない私には今日見せてもらった様なリハビリなど出来るはずがありません。

では私には何が出来るのか?

医者が勧めるプールを使ったリハビリですが、Aさんは地元では顔見知りが多い為に嫌がっています。5年ほど前に水着まで用意しているのに結局行っていないそうです。結局、私に出来る事はAさんをむりやみにでもプールへ連れて行くしか無いと考えました。
さっそく2人で障害者でも利用できるプールを探し近所の2件の室内プールにあたってみました。

ところがどちらのスポーツセンターもAさんが出向き話をしてみると、歯切れが悪いものの断られました。2件目は担当者では済まなくて責任者が出てきて「当店では障害者はたとえ付き添いの方がいても、万が一の事を考えお断りしています。」と断られてしまいました。

仕方なく車で30分ほど離れた埼玉県の吉川市にある”吉川市屋内温水プール”が障害者でも利用できるという情報をAさんが持っていたので行ってみました。
受付で尋ねてみると、

と、いうもので至れり尽くせりでしたので、さっそくAさんも障害者としての登録を済ませて、内部の見学をさせてもらいました。障害者用の更衣室やプールサイド専用の車椅子の準備、プールへ入るための階段など設備はきちんと揃っているようです。

後は本人のやる気です

おまけ
7月19日にAさんは小学校5年生いらい?年ぶりにプールに入りました。その時のレポートはあと数回通ってからまとめて書きたいと思います。

 
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