「パソコンの種類」                                            
        H11.8.1

どんな種類があるの?:
      ・OSによる分類
           ・Windows 系(現在はWindows98)
              
 ・NEC、富士通、IBM、シャープ、東芝、ソニーなど多数のメーカーで販売されている、
                 いわゆる「DOS/V機」と言われているもの。
           ・MAC 系
              
 ・アップル社の「マッキントッシュ」愛称「マック」と呼ばれている機械。

その特徴は?:
           ・Windows 系(汎用性がある。)
               ・利点==>・Windows
 系機器であれば、互換性が高い。またその扱いについても共通である。
                       
 ・周辺機器やオプション、アプリケーション・ソフトなどの選択肢が多岐に渡る。
                        ・取扱店が多い。
                       
 ・又それらゆえ、価格競争原理が働き一般的には安上がり。
              
 ・欠点==>・汎用性や互換性が高いので、場合によっては知識が必要になる。

           ・MAC 系(ビジュアル系指向の人に好まれる。)
               ・利点==>・マックを買おうと思う人の、期待を大きく外さない。
                       
 ・ある意味での「ブランド(ファッション性?)」である。
                       
 ・画面のイメージ(画面上の大きさ)がそのままプリントされる。
                       
 ・ハードに詳しくなくても、何となく、それなりに、使える。
              
 ・欠点==>・本体は安くなったが周辺機器やオプション、アプリケーション・ソフトなどは
                          割高感がある。
                       
 ・良いソフトも多いが選択肢が少ない。特に業務用ソフトの選択肢は少ない。

Windows 系の形の上での種類は?:
      ・デスクトップ:
             
 拡張性が高く、その分活用寿命は長い。タワー型と言う縦置きは、特にその拡張性は高いが
              そのぶん筐体が大きい。
      ・小型デスクトップ
             
 最近このタイプが液晶パネルとの組み合わせで、いわゆる省スペース・デスクトップとして
             
 宣伝されている。拡張スロットは2個前後しかないが今はUSBと言う拡張法もあるのでそれ程
             
 気にならない。もちろんCRTとの組み合わせもあり、これは大分安い。縦にも横にも置ける。
      ・ノート
             
 初めて買う場合は特にCDドライブが内臓できるものを買う。そうしないと再インストールの
             
 時に戸惑うことになる。店員がいくら「いえ、大丈夫。」と言っても内臓できるものにすべ
              し。スタイルは二の次に。拡張性はPCカードに依存することになる。
      ・携帯性を重視したノート
             
 この場合の選択は2台目のPCであったり、使い方(目的)が決まっている場合。
              決して初めてのPCやスタイル、特殊な機能に惚れないこと。

値段的特徴は?:
     
 ・デスクトップ型の場合は、価格帯は広いレンジに広がっており機能と価格とのバランスで選択幅があ
        る。逆に広すぎて初めての人にとっては決めかねることがある。
     
 ・ノート型は、デスクトップに比べて機能と価格(コストパフォーマンス)を見ると1.5〜2倍以上割高
        となる。

Windows 系でのNECとそれ以外のメーカーとの違いは?:
      ・今ではNECも他社と何ら異なるところがない。

Windows 系メーカー別の特色は?:
     
 ・富士通:デスクパワーシリーズで、実用ソフトの添付販売を初めて企画したことにより、一躍シェア
             を伸ばした実績がある。家庭向けにも多くのユーザーを抱える。
            
 製品ラインはデスクトップからノート、周辺機器からOEM製品まで及ぶ。
     
 ・NEC:昔は国内市場シェアNo1を利用し、マイクロソフトと特殊な関係を築き独自路線を保っていたが、
            
 今はハード的にも他社と変わらない。製品的には富士通と同じく幅広く提供され、かつ安定的に
             支持されている。
     
 ・IBM:かつて巨人と言われた、ブランド力を持つ。どちらかと言うと法人向け的な傾向がある。十分な
            
 技術力がありHDなどOEM製品の信頼度も高い。傾向的には玄人好みであり、特にノートは技術者
             達の支持が厚い。DOS/V規格の生みの親。
     
 ・ソニー:バイオシリーズで一躍ノートのトップを取ったこともある。マックと伴に非常にファッション
             性が高かった。Windows
 系でのマック(ビジュアル、アート系ユーザーの取り込み)を目指して
            
 いるようにも思える。そのためシステムリソースが多く使われ全体的に重いように思う。また、
            
 デザイン性重視のため壊れ易そうで、コネクタなども独自なものを使っているため、純正の周辺
             機器などについては高くつく。
     
 ・東芝:ノートでダイナブックと言う名で世界的に売れたことがある。今でもそのイメージが残っている。
             どちらかと言うと法人向けのイメージがある。
     
 ・シャープ:何と言っても液晶パネルでは高い評価を得ていて、たくさんOEM出荷をしている。多気の工
            
 場はこれを作っている。PC本体よりもザウルス(情報端末的PC)が有名かも?
     
 ・その他:日立、三菱などもあるが、個人が進んで購入する理由は見当たらない。PCは法人向けの出荷で
            
 成り立っている。各社の強みのあるパーツ(部品など)をOEM提供している。

戻る