[このドキュメントは
HylaFAX v4.0pl0 配布パッケージとともに配布されます。
All HylaFAX v4.0pl0 に関するすべてのドキュメントはオンラインで
World Wide Web (WWW) の HylaFAX Home Page から入手可能です。
http://www.vix.com/hylafax/]
HylaFAX はUNIXシステム用のfax systemです。 HylaFAX は以下の物をサポートしています。:
faxはどのサイズ(A4,B4など)でも可能です。98及び196LPIで、 1D-encoded及び2D-encodedのfaxデータの送受信が可能です。(2D-encodedの 方が通常はデータ量が少なくでき,通信時間も短くなります。)
送信書類はテキスト形式,ポストスクリプトまたはTIFF/Fをサポートしています。 また、そのほかのフォーマットに関しても簡単に拡張可能です。 (typerules(1)) System Vの/etc/magicファイルと同様な方法で in a way similar to the System V /etc/magic file ドキュメントの形式を解析し、通信に適したフォーマット(ポストスクリプトまたはTIFF/F) への変換方法を決定します。 自動カバーページ作成 (faxcover(1)) をサポートしています。また、ユーザーは簡単にカバーページを作成する事が出来ます。 sendfaxは,シンプルなテキストベースの電話帳データベースをサポートしています。 簡単なe-mailのfaxゲートウェイサービスの設定に関する情報も提供されています (faxmail(1))。
受信したfaxは受信領域にTIFF/Fファイルとして保存されます。また、 自動でのプリントアウトやe-mailでの配送も可能です。 Incoming faxes are stored in a receiving area as TIFF/F files and may be automatically delivered by mail and/or printed; faxrcvd(1M)参照. faxサーバーステイタス(状況)プログラム faxstat(1), はfaxサービスとして,送信及び受信キューのモニターに使用されます。
faxモデムは"uucp locking protocol"で,他の外部とのデータ通信アプリケーション との共有が可能です。これらのアプリケーションは,多くは:cu, tip, kermit, uucp, slip, そして ppp などが有ります。システムは標準のgettyプログラムを呼び出す ために,外部からのデータ通信を受けるようにも設定抱きます。
このソフトはクライアント−サーバー構造を取っております。 ネットワーク上のfaxモデムにはそれぞれ (faxgetty(1M)) 一つのfaxサーバーが必要です。 そして、それぞれのサーバーがネットワーク上のそれぞれのfaxキュー (faxq(1M)) に対応します。 クライアントはサーバーに繋がっているどの機械からもfaxを送る事が出来ます。 サーバー側のプロトコルはデーモンが 処理します。 (hfaxd(1M)) プロトコルは標準FTPプロトコルです。 the protocol itself is implemted in form of the standard FTP protocol. クライアントソフトは軽くて扱いやすいように設計されています。イメージング は???????かまたはクライアント上で行われます。(しかしながら,実際は 動作の簡略化からサーバー上で行われます。)一台のマシンに数台のモデムの使用も 可能です。アクセスコントロール機構はデータ転送を実行したユーザーのコントロ ールに含まれます。
このシステムは様々なfaxモデムをサポートしています。殆どすべてのClass 1, Class 2, Class 2.0モデムが使用可能です。
また、ポケットベルもサポートしています。
このバイナリー配布パッケージに関して,バグ,問題点などありましたら報告下さい。 Nico Garcia.
Disclaimer: THE SOFTWARE IS PROVIDED "AS-IS" AND WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND, EXPRESS, IMPLIED OR OTHERWISE, INCLUDING WITHOUT LIMITATION, ANY WARRANTY OF MERCHANTABILITY OR FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.IN NO EVENT SHALL SAM LEFFLER OR SILICON GRAPHICS BE LIABLE FOR ANY SPECIAL, INCIDENTAL, INDIRECT OR CONSEQUENTIAL DAMAGES OF ANY KIND, OR ANY DAMAGES WHATSOEVER RESULTING FROM LOSS OF USE, DATA OR PROFITS, WHETHER OR NOT ADVISED OF THE POSSIBILITY OF DAMAGE, AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, ARISING OUT OF OR IN CONNECTION WITH THE USE OR PERFORMANCE OF THIS SOFTWARE.
In addition for the binary distribution:
IN NO EVENT SHALL NICO GARCIA OR HIS EMPLOYERS BE LIABLE FOR ANY SPECIAL, INCIDENTAL, INDIRECT OR CONSEQUENTIAL DAMAGES OF ANY KIND, OR ANY DAMAGES WHATSOEVER RESULTING FROM LOSS OF USE, DATA OR PROFITS, WHETHER OR NOT ADVISED OF THE POSSIBILITY OF DAMAGE, AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, ARISING OUT OF OR IN CONNECTION WITH THE USE OR PERFORMANCE OF THIS SOFTWARE.
HylaFAX v4.0のバイナリー配布パッケージはgzipped tarフォーマットで、 GNU gcc version 2.7.2.1とlibg++ 2.7.2でSunOS 4.1.4のもとでコンパイル されています。 パッケージは、サーバーとクライアントの完全なセットと、数種類の システムのインストール、セットアップ確認プログラムからなっています。
前バージョンのHylafaxのインストールと実行は以下のSunOSにて動作します。 また、HylaFAX v4.0も以下のSunOSにて動作するはずです。(もし、不具合が 有りましたら連絡ください。)
HylaFAX v4.0のインストールと実行には以下のリソースが必要です。
さらに、HylaFAXを実行するには、いくつかの外部から入手可能なソフトウェアが必要です。 バージョン2.6.1以降の ghostscriptが必要です。 このパッケージはGNUライセンスのもとで、ftpで、GNUの配布サイトから入手できます。 ftp://ftp.cs.wisc.edu/pub/ghost/. 私はGNUバージョンよりもAladdin version 4.00(フォントを含む)を使われることをお勧めします。 I strongly recommend the Aladdin version 4.00 with its fonts, at ftp://ftp.cs.wisc.edu/pub/{ghost/aladdin, (GNUバージョンの方が古い物です。) Aladdin version 4.00では有ると非常に便利なJPEGやdllさらにいくつかのGNUドライバーが使用可能です。 しかしながら、Hylafaxに絶対に必要というわけでは有りません。
また、gcc-2.7.2にはoptimizerにバグがあり、ghostscript-4.00によってトリップされてしまいます。 gccを再コンパイルする場合には、gcc-2.7.2.1にパッチが有ります。
gzipped
tar形式でのフルバージョンghostscriptバイナリーとフォント、全ドライバーが
ftp://sgi.com/sgi/fax/binary/gs-sunos414-gs4.00-tar.gzから入手可能です。
SunOSのawkでは、hylafaxシェルスクリプトで必要なコマンドのいくつかが扱えないために、 最新バージョンのgawkが必要です。最新バージョンはgawk-3.0.0で、Free Software Foundation ftpサイトから入手可能です。 バージョン2.11は、Hylafaxが動作しないことを確認済みです。
配布パッケージは無償で ftp://sgi.com/sgi/fax/binary/hylafax-bsunos4.1.4-v4.0pl0-tar.gzから 入手可能です。 Hylafaxの作者である Sam Leffler は、バイナリーを保持する事に合意しました。
いずれのftpサーバーからパッケージを入手した場合も、パッケージの sum(1) またはMD5の値を確認してください。 (注 あなたはsetuidソフトウェアをインストールしようとしています。) 正常な値は以下の通りです。
sum(1): 45459 2291 hylafax-sunos4.1.4-v4.0pl0-tar.gz MD5: d365025d5010282c3babc1b8a5c97331 hylafax-sunos4.1.4-v4.0pl0-tar.gz
すでに古いバージョンのHylaFAXまたはFlexFAXの配布バイナリー がインストールされている場合には古いスプーリングエリアの バックアップをとってください。( backup your old spooling area (e.g. with tar(1)にて) そして、単純に古い配布バイナリーを削除します。
注) SunOSは通常比較的小さな/varパーティションを使用しています。このパーティションは 大きなプリンタースプールとソフトによって簡単にオーバーフローしてしまいますので、 デフォルトのHylafaxソフト(????)とスプールディレクトリは使用しないでください。 それらのファイルは/usr/local/hylafaxとand /usr/local/spool/hylafaxに転送されます。 そしてそれらのディレクトリは/varと/usr/local/binにシンボリックリンクが張られます。
HylafaxのSunOS配布バイナリーのインストールは、以下の手順をrootとして 実行してください。
prompt# gzcat hylafax-sunos4.1.4-v4.0pl0-tar.gz | tar xvpf - -C /
If you also need to install ghostscript, use this:
prompt# gzcat gs-sunos4.1.4-4.00-tar.gz | tar xvpf - -C /
HylaFAXは以下のパラメータでコンパイルされています。:
HylaFAXの設定パラメータは: [ 1] アプリケーション用ディレクトリ: /usr/local/hylafax/bin [ 2] libデータファイル用ディレクトリ: /usr/local/hylafax/lib [ 3] lib実行形式用ディレクトリ: /usr/local/hylafax/lib [ 4] system apps用ディレクトリ: /usr/local/spool/hylafax/bin [ 5] マニュアルページ用ディレクトリ: /usr/local/hylafax/man [ 6] HTMLドキュメント用ディレクトリ: /usr/local/httpd/htdocs/hylafax [ 7] スプール用ディレクトリ: /usr/local/spool/hylafax [ 8] フォントmetrics用ディレクトリ: /usr/openwin/lib/fonts/afm [ 9] uucpロックファイル用ディレクトリ: /var/spool/locks [10] uucpロックファイルスキーム: scheme: ascii [11] ポストスクリプトイメージャーパッケージ: gs [12] ポストスクリプトイメージャープログラム: /usr/local/bin/gs [13] マニュアルページインストールスキーム: scheme: bsd-source-cat-strip [14] デフォルトページサイズ: North American letter [15] デフォルト垂直解像度 (lpi): 196 [16] gettyプログラムの場所: /usr/etc/getty [17] 音声gettyプログラムの場所: /bin/vgetty [18] sendmailプログラムの場所: /usr/lib/sendmail [19] TIFFツールの場所: /usr/local/bin
上のパス名の内いくつかは,このバイナリー配布パッケージの中の
アプリケーションに組み込まれています。(その条件で,コンパイルしてある。)
Several of the above pathnames are
compiled into applications included in this binary distribution.
もし、どれかのパスネームが受け入れられないものであったばあいには、
インストールしたディレクトリ内にシンボリックリンクを作成するか,
HylaFAXの配布ソースファイルを入手し,最初から再コンパイルするかのどちらかです。
幸いなことに,このソフトウェアのコンパイルは非常に簡単です。
必要な物はgcc-2.7.2.1のようなANSI
C++のコンパイラとlibg++-2.7.2です。これらは
Free Software
Foundation
ftp siteから入手できます。
もし、再コンパイルを行うので有れば,配布ソースコードのなかの hylafax-v4.0pl0/config.siteを編集するか、 hylafax-v4.0pl0/config.localにコピーし,編集して保存して下さい。 オプションはコンパイラ,フラッグ,ローカルHTMLページのインストール 場所などを含みます。設定用スクリプトは,何にも影響されずにセッティングが 適当かどうかチェックするのにとても有効です。
上記のパラメーターの内のいくつかは,インストールの後でいくつかの 設定ファイルを編集する事によっても変更可能です。 config(4F)を参照して下さい。
WWWにアクセスが可能で有れば,HylaFAXのホームページ http://www.vix.com/hylafax/ に行って,ドキュメントを読んで下さい。 特に,faxサーバーのセットアップに関してのインフォメーションの 所を読むようにして下さい。
オンラインドキュメントもマニュアルページから参照可能です。 hylafax(1) と hylafax(4F) には、クライアントアプリケーションとサーバーセットアップに関する 初歩的な情報が有ります。
HylaFAXを実行するにはfaxをサポートしたモデムが必要です。(Class 1, Class 2, or Class 2.0)このモデムはRS232シリアルポートに接続されているか, 内蔵モデムカードで無ければなりません。また、どのポート(e.g. ttya) に接続されているか解っていなければなりません。(沢山のユーザーが ターミナルサーバーでも成功したと報告してきていますが,私自身は やってみたことがありません。) インストールのモデムコンフィギュレーションでは,モデムに関しての 若干の知識と For the modem-configuration part of the installtion you must know a little bit about your modem and the AT commands に 関する知識がモデムの様々なセッティングをコントロールする上で 必要となります。もし、何か解らないことがあったら,グル(麻原じゃないよ!)に聞くか, モデムに付いてきたドキュメントを見て下さい。to control various settings in the modem. If you are in doubt ask a guru or consult the documentation that comes with your modem (ドキュメントの無いモデムは買わないこと。)
もし、ドキュメントもグル(先生)も無いようでしたら、自分でやってみて下さい。 そして何か問題が有ればWWWドキュメントを参考にするか,HylaFAX メーリング リスト(下記)に助けを求めて下さい。 また、新しい”Modems for Dummies”も出版されましたので, 近所の本屋を探してみて下さい。
FAQ of HylaFAXのページに もFAQがありますので参考にして下さい。
はじめにターミナルエミュレーションソフト(kermit,cuなど)でシリアル ポートのtty名などをチェックしておくと良いでしょう。 すべてのモデムプログラムにおなじtty名を使わなければならないことを 覚えて置いて下さい。
モデムがすでにコンピュータに正常に接続されていて、プログラムが インストールされている場合には,rootでログインして, faxsetup(1M)を実行して下さい。:
prompt# sh /usr/local/spool/hylafax/bin/faxsetup
ここにfaxaddmodem実行中のメッセージのログ,質問と解答があります。 いつでも安全に問題なくfaxaddmodemを 中断することが出来ます。
Setup program for HylaFAX (tm) v4.0pl0. Created for sparc-sun-sunos4.1.4 on Fri Aug 30 09:00:35 EDT 1996. Checking system for proper client configuration. Checking system for proper server configuration. Warning: /bin/vgetty does not exist or is not an executable program! ファイル: /bin/vgetty が存在しないか,このファイルが実行可能では有りません。 HylaFAXは随時このプログラムを使用します。実際には このファイルがシステムに存在しないのも致命的なエラーでは 有りません。 プログラムが違う場所(ディレクトリ)にある場合で、 /bin/vgettyへのシンボリックリンクを張りたくない場合には このエラーはプログラム自体を指します。その場合にはHylaFAX をソースコードから再構築,再設定しなければなりません。 Warning: /bin/egetty does not exist or is not an executable program! ファイル: /bin/egetty が存在しないか,このファイルが実行可能では有りません。 HylaFAXは随時このプログラムを使用します。実際には このファイルがシステムに存在しないのも致命的なエラーでは 有りません。 プログラムが違う場所(ディレクトリ)にある場合で、 /bin/egettyへのシンボリックリンクを張りたくない場合には このエラーはプログラム自体を指します。その場合にはHylaFAX をソースコードから再構築,再設定しなければなりません。 Warning: No hylafax service entry found! /etc/servicesの中のYP/NISデータベースにhylafax サービス の登録(エントリー)が有りません。hfaxdをinetdから起動する場合をのぞいて ソフトはエントリーが無くても正常に動作します。しかしながら、 HylaFAXクライアントアプリケーションを実行するたびに メッセージが表示されます。マニュアルでエントリーを追加 するには以下の様にして下さい。: hylafax 4559/tcp # HylaFAX client-server protocol Should a hylafax entry be added to /etc/services [yes]? yes Warning: No snpp service entry found! /etc/servicesの中,またはYP/NISデータベースのSimple Network Paging Protocol (SNPP)サービスにエントリーが見つかりません。hfaxdをinetdから起動する場合をのぞいて ソフトはエントリーが無くても正常に動作します。しかしながら、 HylaFAXクライアントアプリケーションを実行するたびに メッセージが表示されます。マニュアルでエントリーを追加 するには以下の様にして下さい。: snpp 444/tcp # Simple Network Paging Protocol Should an snpp entry be added to /etc/services [yes]? yes /etc/inetd.confのなかのhylafaxサービスにエントリーが見つかりません。 HylaFAXクライアント−サーバープロトコルプロセスはスタンドアローンにも, inetdプログラムによって起動されるようにもセットアップできます。 There is no entry for the hylafax service in /etc/inetd.conf. The HylaFAX client-server protocol process can be setup to run standalone or started by the inetd program. 特にhfaxdがマルチプルプロトコル(SNPPなど)をサポート する場合には,スタンドアローンの設定が,パフォーマンスから推賞されます。 しかしながら,オペレーティングシステムがSystem-Vスタイルのinitプログラムを 持っていない場合には,マニュアルでのセットアップが必要になるかも知れません。 Should an entry be added to /etc/inetd.conf [no]? yes /usr/lib/aliases fileにもYP/NIS データベースにもFaxMaster のエントリーがない場合に発生します。FaxMasterはHylaFAXの 問題が起こったときの最初の接触部分です。(????) HylaFAXクライアント−サーバープロトコルサーバーはこのエリアスを エラーの記録場所とし、HylaFAXは問題がサーバー上で確認された時か, 定時のサーバーメンテナンススクリプト(faxcronなど)が実行された場合に自動的に メッセージを送信(e-mail)します。 Should an entry be added for the FaxMaster to /usr/lib/aliases [yes]? no Modem support functions written to /usr/local/spool/hylafax/etc/setup.modem. Configuration parameters written to /usr/local/spool/hylafax/etc/setup.cache. No scheduler config file exists, creating one from scratch. Country code [1]? 49 Area code []? 89 Long distance dialing prefix [1]? 0 International dialing prefix [011]? 00 Dial string rules file (relative to /usr/local/spool/hylafax) ["etc/dialrules"]? Tracing during normal server operation [1]? 11 Default tracing during send and receive sessions [0xffffffff]? 11 Continuation cover page (relative to /usr/local/spool/hylafax) []? Timeout when converting PostScript documents (secs) [180]? Maximum number of concurrent jobs to a destination [1]? Define a class of modems []? Time of day restrictions for outbound jobs ["Any"]? Pathname of destination controls file (relative to /usr/local/spool/hylafax) []? Timeout before purging a stale UUCP lock file (secs) [30]? Max number of pages to permit in an outbound job [0xffffffff]? 25 Syslog facility name for ServerTracing messages [daemon]? local0 The non-default scheduler parameters are: LogFacility: local0 CountryCode: 49 AreaCode: 89 LongDistancePrefix: 0 InternationalPrefix: 00 ServerTracing: 11 MaxSendPages: 25 SessionTracing: 11 Are these ok [yes]? Creating new configuration file /usr/local/spool/hylafax/etc/config... Restarting HylaFAX server processes. Should I restart the HylaFAX server processes [yes]? no モデムの設定はHylaFAXを用いて,faxaddmodem(1M)コマンド で行われます。 Do you want to run faxaddmodem to configure a modem [yes]? yes Serial port that modem is connected to []? ttya モデムの設定ファイルをセットアップします。 マニュアルページ config(4F)を参照して下さい。 また、いつでも安全にセットアップを中止できることを 覚えて置いて下さい。 Reading scheduler config file /usr/local/spool/hylafax/etc/config. No existing configuration, let's do this from scratch. <... modem specific part deleted ...> Creating new configuration file /usr/local/spool/hylafax/etc/config.ttya... Creating fifo /usr/local/spool/hylafax/FIFO.ttya for faxgetty... done. Done setting up the modem configuration. Checking /usr/local/spool/hylafax/etc/config for consistency... ...everything looks ok; leaving existing file unchanged. Don't forget to run faxmodem(1M) (if you have a send-only environment) or configure init to run faxgetty on ttya. Do you want to run faxaddmodem to configure another modem [yes]? no You do not appear to be using faxgetty to notify the HylaFAX scheduler about new modems and/or their status. This means that you must use the faxmodem program to inform the new faxq process about the modems you want to have scheduled by HylaFAX. Should I run faxmodem for each configured modem [yes]? no Done verifying system setup.
さらに、あとで他のタイプのモデムの設定も faxaddmodem(1M)を使用して 行うことが出来ます。.
注:もし、faxaddmodem(1M)スクリプトがハングアップしたようであったら 一時スクリプトを中断し,実際にハングアップしているfuserプロセスを探して下さい。 SunOSではときどきfuserプロセスがハングアップします。 それらのプロセスをkillし、faxaddmodemを復旧します。以後”fuserコマンドが 有りません”というエラーは無視して下さい。
SunOS 4.1.4の場合には,いくつかの設定の変更とパッチのインストールが必要です。
SunOS はダイアルインまたはダイアルアウトのモデムを共有するために split device trick と呼ばれるものを必要とします。 これはHylafaxと一緒には 絶対に動きません。 しかし、Sbus拡張シリアルなどとはうまく動作します。 Hylafax自体は will itself handle providing gettyを扱うことが出来、kermit, uucp, tipなどとモデムを共有することが出来ます。: シリアルライン関連のすべての /dev/cua* デバイスを削除して下さい。さらに /etc/uucp/Devices ファイルを編集して、cu*の代わりにtty*モデムラインを使用するように設定して下さい。
古いSunOSを使用している場合には,ハードウェアフローコントロールと シリアラインの問題を避けるために,大きなttyパッチが必要です。 幸いSunOS 4.1.4はこのパッチを必要としません。 これらのパッチはカーネルの再コンパイルを必要としません。: もしこのパッチがインストールされていなくて,あなたがこのパッチを行う ことに問題があるとしたら,faxサーバーの運用を考え直した方が良いでしょう。
これらのパッチは ftp://sunsolve1.sun.com/pub/patches/100513-05.tar.Z for SunOS 4.1.[123] と ftp://sunsolve1.sun.com/pub/patches/101621-04.tar.Z for SunOS 4.1.3_U1 から入手可能です。
他にもいくつかのチェックしなければならない,システム関係のファイルが 有ります。スクリプト (/usr/local/spool/hylafax/etc/hylafax) がfaxサービスの起動を行います。:このスクリプトはデフォルトの ソフトウェア設定ではインストールされません。しかし、ソースコード ディレクトリの/etcの中に有ります。もし /etc/inetd.conf" に設定しないとすれば, このスクリプトによって 手動でhfaxd をスタートストップする事が出来ます。 このスクリプトを使うので有れば, /etc/inetd.conf" からhylafaxのエントリーを抜き取り(????), そして /rc.local" を編集します。
システムをリブートしないでデーモンを起動するには,rootで以下を実行します。
prompt# sh /usr/local/spool/hylafax/etc/hylafax start
faxデーモンはデータコールとfaxコールを区別する事が出来ます。 データコールに対して"Login:"を発行するには以下のようにします。
モデム設定ファイルのGettyArgs:値を調べます。 このファイルはfaxaddmodemによって生成され,名前は /usr/local/hylafax/spool/etc/config.<ttyname>
GettyArgs: "std.%s -"異なるボーレートに対するエントリーを作成します。 /etc/gettytab.すべとの標準ボーレートはすでに そこに設定されています。
オンラインドキュメントにアクセスしたいばあいには,HylaFAX Home Page http://www.vix.com/hylafax/を アクセスして下さい。HTMLは配布バイナリーには含まれていません。
もし、ソースからコンパイルする場合には,ローカルにインストールするために
インストール後のテストは、faxサーバーの設定終了後,上記の方法でfaxサーバーを起動します。 rootをログアウトし、通常のユーザーとして再度ログインします。
はじめに, faxstat(1) でサーバーが動いていることを確認します。:
prompt> PATH=$PATH:/usr/local/hylafax/bin export PATH prompt> faxstat -s
hfaxd(1M) デーモン が何か以下のように対応しているはずです。:
prompt> faxstat -s HylaFAX scheduler on #####: Running Modem ttya (+1.###.####): Running and idle Modem ttyb (+1.###.####): Running and idle prompt>
その後,短いファックスを送信します。(以下の+1.111.111.1111の部分を 近くのFAXの番号に変更して下さい。:
prompt> sendfax -n -d +1.111.111.1111 <<EOF Hello world. I like the binary distribution of HylaFAX v4.0pl0 EOF prompt>
faxstatをflag"-s"で実行していれば,実行中のジョブキューを見ることが出来ます。
もし、パッケージにも解答がないような問題が起こった場合には,WWWを チェックしてみて下さい。 このソフトに関するメーリングリストがあります。購読方法は http://www.vix.com/hylafax/FAQ/ を参照下さい。