ギロチン事件

レストランの話題が続きますが、入り口の大きな扉が車椅子やクラッチを使っている人には重くて出入りにとても不便であることは以前から聞いていました。

自動扉はやはり少ないのです。ところがその少ない自動扉のレストランでも問題が起こりました。

扉の前に立てば当然開きます。そこでAさんはクラッチを使い1歩前へ進みます。そして次の1歩を踏み出した途端に自動扉が閉まりだしたのです。

私はこの時、後ろに居ましたがあっという間に閉まってきてAさんはクビを挟んでしまいました。慌てて後ろからセンサーの下に入りましたがこんな扉に限ってなかなかセンサーが反応して開いてくれない。もし1人だったら大怪我につながっていたかも知れません。

大きく重たい手動の扉は車椅子やクラッチの人には大きな関門です。

しかし安全性を配慮していない自動扉は1つ間違えれば凶器になりかねません。そしてこの問題は障害者だけではなく誰にでも起こる可能性があるだけに挟み込み防止のために扉自体にセンサーをつけるなど安全対策が必要でしょう。

 
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